A7075-T7351

以前チラっと、この材料の削り出し品を載せたことあるけど覚えているだろうか?

実は、ボキは 詳しくは書けませんが、某会社で 20年近く人工衛星の生産設計を
行っていた。(過去形ですが)
一番の専門は、CFRPを使ったパラボラ反射鏡ですが、それ以外にも
衛星の構造体も手掛けていた。
衛星はどちらかというと、お金は、高くても良いから
兎に角、軽量化しろ! という世界なのである。

主材料は CFRP、GFRP、KFRPである。でもこれだけの材料では全て構造体が
作れないので金属も使うのでR。

金属にあっては、入社当時は、チタン(Ti-6AL-4V)とマグネシウム合金(Mgは詳しくない)
それと、アルミは5052とか5056だったのですが、ある時からチタン(Ti-6AL-4V)は
使わなくなっていった。

そうそう衛星は無重力のとこにあるのに、何故軽くして強度が必要なのか?
知っていますか?
それは、打ち上げ時のGとロケットの推進力からくる重量に制限があるからなのでR。
なので、そっと 宇宙に置けるなら、あんなに軽く、強度も要らないのに。。

話は戻り、チタンを使わなくなったのは、あまりメリットが無いからなのでR。

で代わりに何を多用するようになったかというと、A7075-T7351という
アルミだけど、熱処理でかなり強くしたもので、切削性もかなり良いもの。
これは、超々ジュラルミンと一般には言われている。

このA7075-T7351は、鋼材並みの強度(ALの場合は耐力で考えるけど)があり
比重は鋼材の約1/3の 2.7なのである。鋼材は約 7.85 ちなみにチタン
Ti-6AL-4Vは、4.5位(でもチタンの強度はA7075-T7351の2倍はある)
ここで考えると分かるけど、チタンまで使わなくても同じ重量で
A7075-T7351が使えるのでR。さらに切削性が良いので、A7075-T7351を
使うメリットは大なのでチタンを使わなくなってきた。

しかし、アルミには欠点がある。温度が高くなると耐力がガクっと落ちる。
それと、線膨張率が大きい。また、ネジのように繰り返し締めたり外したり
するとネジ部が噛んでしまうことがある。

ここを知って上手く利用すれば、A7075-T7351という材料はかなりの
優れものなのでR。

ネットで調べれば、沢山情報が得られます。
これ結構良い材料です。


Bye

A7075-T7351好きな JJ1IZW

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