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「Fail close」 か 「Fail As Is」 か?

日刊工業新聞社発行の 機械設計という
業界誌があるのだけど、それを先日
読んでいたら 興味深い記述があった。

2つ紹介

1、メカトロという言葉があるけれどトロの部分ばかり
  発展してきてメカの部分がこの数十年 蔑ろ(ないがしろ)
  に日本はしてきた面が多い。そのツケが今 廻ってきている
  のではないか? その代表例が原発かな?という部分。

2、福島第一と第二原発の システム構造が紹介されている。
  その中で 福島第一の 1号機の通称
  イソコン(非常用復水器:電源がなくても冷やす装置)
  なんだが
  1号機の イソコンは 「Fail close」 で
  2号機、3号機は 「Fail As Is」 になっていたそうな。。

  「Fail close」が良さそうな1号機が真っ先にメルトスルー
   になったみたいだ。

  一般には、フェイルセーフとして 「何か起こったら止める」
  が普通に思うが、原発の復水器ではそうでない場合もあると
  いうこと。日本の54基の原発の内、52基は後者の 「Fail As Is」
  (何か起こってもそのまま)になっているとのこと。
  ちょっと私の中では驚いた。← 私の認識が時代遅れである。
  
 
  確かに、何か起こった時に止めるというのが一般的であるが
  「Fail As Is」の方が原発の復水器では、安全側に働いた
  という事実は、私の今後の機械に対する考え方がぶれそう。。
  
  分かりにくいことを書いたかもしれない。例えば、トンネル事故
  が起きたとしよう。普通は「止まれ!」だ。 これは 「Fail Close」
  でも、先日笹子トンネルで脱出してきた インプレッサは、猛ダッシュ
  で左半分を重い天井で潰されながら POWER全開でも中々スピードが
  あがらなかったが、走り抜けてきて 助かっている。
  これこそ「Fail As Is」である。

  福島第一の1号機のイソコンは、「Fail close」で設計されて
  おり直流電源(交流でないよ)喪失信号が 配管破断の信号と
  同じと認識され、弁を閉じてしまったということ。なので
  開ける術が無くなる。。(記事によると)

結局は2号機も3号機もあのようになってしまったのだが、少なくとも
事故直後の数時間は、2号機、3号機の方が健全な状態だったことは
事実なのだ。

※ フェイルセーフは 
通常時 → 非常時 の考えと
非常時 → 非常時からの脱出
  
で正反対になる場合があるということ。
  

うむーー。
フェイルセーフは難しいな~。

bye for now
Dirtbike rider aka JJ1IZW

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